神話と詩 第9号
2010年12月
聞一多研究をめぐる一〇年 ――序に代えて――
牧角 悦子 ( 1 )
論考
事実と創造――聞一多『死水』の哀悼歌を中心に――
牧角 悦子 ( 3 )
聞一多「詩的格律」の周辺――「三美」、「スタール先生」、「イマジスト詩人フレッチャー」、「節奏の理解」を巡って
鈴木 義昭 (37)
留学生としての聞一多と謝冰心
牧野 格子 (55)
中国における郁達夫小説の需要と研究
大久保 洋子 (77)
火の夢想者――聞一多の詩における「火」
鄭 振偉 大久保 洋子(訳)(99)
中国近三〇年闻一多研究的成就和发展前景
陈 国恩 (168)
報告
徐志摩とバートランド・ラッセル
加藤 阿幸 (127)
聞一多の「賈島」と賈島研究の今日的課題
松原 朗 (135)
日本における郭沫若の紹介・研究九十年
岩佐 昌暲 (145)